環境保全型企業論序説
- 作者: 地球環境経済研究会
- 出版社/メーカー: 合同出版
- 発売日: 1994/07
- メディア: 単行本
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簡単にまとめると、
1.かつての公害対策は、国や住民からの苦情など、外部からの規制に対する企業努力によって行われ効果をあげてきた。
2.今日的な環境問題は幅広い日常的な活動から生じているため、対応がとりにくい。
3.エコビジネスの拡大などにより、環境と経済発展の両立は可能。
4.エコ産業革命のためには、企業の努力と、企業努力が報われるための社会が必要。
といった感じです。データやグラフなども多く、論文に近い本でした。
内容は、真新しいことは無いように感じましたが、書かれたのが1994年ということでビックリです。エコ社会への方向性は、15年も前にすっかり定まっていたんですねぇ…。